仲介手数料について
仲介手数料ってなに?
仲介手数料とは利害が反する相手方同士の間に立って契約業務や交渉事などの確認事項を円滑に進める調整を行う事で発生する手数料の事を指します。
ここでは売買における仲介手数料については割愛をさせて頂きますが例えばお部屋を借りたい人とお部屋を貸したい人はそれぞれの思惑が異なります。
お部屋を借りたい人はいい物件を少しでも安く借りたい。貸したい人は少しでも高く貸したい。そこの間に立って調整を行うことで双方納得のいく契約を行う事が可能になるのです。
もし直接取引を行った場合、言った言わないのトラブルが発生するリスクが格段と高まります。ですので仲介手数料をきちんと支払って仲介業者を間に入れる事によって安心・安全に入居をスタートする事が出来るようになるのです。
しかし、昨今この仲介手数料を巡ってのトラブルが続出しています。その理由としては仲介手数料というのは宅地建物取引業法にて以下のような上限が設定されています。
居住の用に供する建物の賃貸借の媒介に関して依頼者の一方から受けることのできる報酬の額は、当該媒介の依頼を受けるに当たつて当該依頼者の”承諾”を得ている場合を除き、借賃の一月分の〇・五五倍に相当する金額以内とする。
国土交通省参照:https://www.mlit.go.jp/common/001307055.pdf
そうなんです。借主が仲介手数料を原則0.55ヶ月という事を認識し且つ、1ヶ月支払う事を承諾した場合のみ1ヶ月分の仲介手数料を請求できるという事になります。
2019年の仲介手数料における判例で最高裁で1ヶ月分が認められず借主が勝訴した判例は業界が震え上がった瞬間でもありました。
ただし、まだまだこの商習慣は根深くいまだ承諾をしていないのに仲介手数料を1ヶ月請求している業者は少なくありません。
当社も本業では借主様へ1ヶ月分のご請求をさせて頂いております。
なぜこのサービスを始めようと思ったの??
以前よりお部屋を借りる際の初期費用がいように高いなと感じていたのがそもそものキッカケです。
礼金・敷金に保証会社への保証料・鍵交換・消毒消臭・24時間サポート、そして仲介手数料。。。
私はこの業界が長いので歴史を知っている方だと思いますが昔(東京における)は礼金2ヶ月・敷金2ヶ月・仲介手数料が初期費用の主流でした。
それから住宅過多で空き家が増えた為、徐々に礼金敷金が1ヶ月ずつになりオーナーの懐に入る礼金が減っていき初期費用が安くなっていったのですが、オーナーに入る礼金が減るという事は仲介業者がオーナーからもらえる手数料がなくなる・または減額する事になるので結果的に不動産会社の収益が減っていきました。
そこで仲介業者が自分達が生き残る為に生み出したのが必殺オプションです。上記に書いた初期費用の内訳で敷金以外は全て不動産会社の収益に繋がっているのです。所謂バックやマージンです。
借り手が求めているサービスであれば納得がいくのですがほぼ仲介業者の思惑です。
この世界は貸主側が最強です。借主ではなく貸主側が最強です。なので法律で貸主側が悪いことが出来ないようにガッチガチに縛り付けているのですが
貸主側がこれは”必須”ですと言えばそこで試合終了です。立ち向かってものれんに腕押しで全く意味がありません。
だって、貸主側がじゃあ別の人に貸すんでって言われたら何も言えないですよね。
そこでどうにかして借主側に寄添ったサービスを立上げる事が出来ないかなと考えて始めたので本サービスになるのです。
本サービスでは出来る限りの工数を減らす事によって仲介手数料を無料または3万円(税込み)にする事が可能になっております。
メッセージ
最後までご覧頂き有難うございます。
弊社のビジョンは悪徳・ぼったくり不動産業者を淘汰しお客様が安心・安全に取引を行えるような世の中にする事をビジョンに考えております。
今後もよりいいサービスを構築して参りますのでぜひ今後もアキカクのご利用・ご活用を頂けますと幸いです。